2026-09

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植物

サボテンは葉が少なくてもなぜ育つ?トゲ・貯水する茎・夜のCAMを読み解く

葉がほとんど見えないサボテンは、どこで光合成をしているのでしょう。多くの種類では、緑の茎が光合成と貯水を担い、夜に二酸化炭素を取りこむCAMという仕組みが水の損失を抑えます。動画で紹介したこのつながりを、トゲの成り立ちや野外研究からもう一歩...
爬虫類・両生類

コモドドラゴンは二また舌で何を探る?においの方向を知る仕組みと研究

コモドドラゴンが舌をチロチロと出すのは、獲物の手がかりとなる化学物質を集めるためです。二またの舌とヤコブソン器官の連携は、においの有無だけでなく方向を探るのにも役立つと考えられています。ただし、「左右差で方向を知る仕組み」と「コモドドラゴン...
哺乳類

カンガルーは速く跳ぶほど省エネ?腱のバネと「五本目の脚」の仕組み

カンガルーが速く跳んでも、エネルギー消費は速さに比例して増えるとは限りません。後ろ足の腱でエネルギーを回収する仕組みが、その一因と考えられています。ただし「疲れない動物」という意味ではありません。動画で紹介した跳躍の仕組みを、実験の条件と、...
昆虫・クモ形類

カマキリはどう距離を測る?頭の動きとヒトとは異なる立体視

カマキリが獲物を見つめ、鎌のような前脚を放つ。その一撃を支えるのは、前を向いた左右の複眼による立体視です。頭を回して獲物を正面にとらえ、左右の見え方のずれを距離の手掛かりにします。ただし、ヒトと同じ情報を照合しているわけではありません。研究...
爬虫類・両生類

ウーパールーパーはなぜ外鰓を残したまま大人になる?幼形成熟と再生能力の関係

ウーパールーパーの頭の横で揺れる、羽根のような外鰓(がいさい)。幼いサンショウウオに見られる特徴ですが、ウーパールーパーは通常、これを残したまま成長し、繁殖できるようになります。「大人になれない」のではなく、幼い体の特徴と成熟が両立している...
生物全般・人間

イルカは仲間を名前のように呼ぶ?シグネチャーホイッスルで伝わる個体情報

ハンドウイルカは、個体ごとに異なるシグネチャーホイッスルを持っています。仲間がその音の形をまねて発する例も確認されており、相手の注意を引いたり、再会時にやり取りしたりする使い方は、人が名前を呼ぶ場面によく似ています。ただし、これをそのまま人...
昆虫・クモ形類

トンボはなぜ獲物を先回りできるのか

頭の大部分を占める複眼、自在に動く4枚の翅、獲物の行き先へ回り込む迎撃飛行。トンボは目の前の虫をただ追うのではありません。標的を捉えながら、自分と獲物の動きを予測して進路を整えると考えられています。その捕食生活は水中のヤゴの時代から続いてい...
植物

ヒガンバナはなぜ「葉見ず花見ず」? 地下でつながる一年と、人里に残った理由

秋の彼岸ごろ、何もなかった地面から赤い花茎が一斉に立つヒガンバナ。花の季節に葉はなく、葉が茂るころには花がないため「葉見ず花見ず」と呼ばれます。これは葉を持たない植物なのではなく、花と葉の活動期をずらす生活史です。さらに日本の群落の多くは種...
鳥類

カラスはどれくらい賢い?小さな脳・道具・記憶から見える知能

街で見かけるカラスは、人の顔を覚え、道具を扱い、先の出来事に備えることさえあります。ただし「カラスならどの種も同じことができる」わけではありません。研究で確かめられた能力は種ごとに異なり、課題に成功したことと、人間と同じ仕組みで考えたことも...
哺乳類

ハリネズミを球にする「体を一周する筋肉」

ハリネズミの防御というと、まず針が思い浮かびます。しかし針が覆うのは主に背中です。柔らかな顔や腹、短い四肢をさらしたままでは、全身の鎧にはなりません。そこで重要になるのが、皮膚を袋のように動かし、弱点を内側へしまう筋肉です。ハリネズミはげっ...
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